技術的失業(修正中)

 


 

 

AI、ロボット分野の急速な成長によって人類の仕事はどんどん奪われていっているわけです。
現在の『働かなければ一銭も得られない』という金融資本主義の仕組みだと、人間の生活が成り立たなくなってしまうという事です。


 

 

よーく考えてみて?
失業者が出たり、賃金が上がらなかったり、窓際族なんて言葉があったり、そもそも就職できなかったり、余ったモノを廃棄したりなんて、何かおかしいと思わない?

 

お金があるんだったら、ニートだって別に労働市場に出てきてわざわざ働いて貰う必要はないわよね。
だって、あなたと少ない仕事を奪い合うライバルになるのよ?

 

わかる? もうすでに国によっては労働力過剰の時代に到達してしまっているの。


 

 

FXやら株式やら、不労所得で何もせずに楽に暮らせる人間がいる一方、
毎日必死に働いてもギリギリ飢えないレベルの生活をしている人間がいる時点で、我々は気付かねばならなかったのです。
世の中が狂っていることに。


 

 

余剰生産力が無ければそもそも輸出なんてできないわよね?
しかも金利の所為で使えるお金、減ってるしね。


 

 

金融資本主義というのはとにかく物やサービスを作って売って、資本を拡大して借金し続けないと成り立たないシステムなんです。
だから、どんなに無駄な物だろうと作って売らなければ事業を継続していけないし、必要の無い労働だとしてもやらなければ生活することができないのです。


 

 

そしてその『物を作る重要な仕事』をAIやロボットに取られ始めている、ってわけ。
現在私たちは『無駄なクソ仕事仕事』をしてでも給料を得ないと生存できないの。
無駄な仕事をさせるために生かされている、って言った方が正しいかもね。


 

 

ATMの登場により、銀行員が大量に解雇されたり、株式市場のAI化によりトレーダーという仕事が無くなったり。
すでにコンピューターに代替可能な職業からどんどん淘汰されていっています。

 

仕事が無くならないにしても、機械の導入によりどんどん効率化は進んでいますね。
その所為で失業したり、賃金が上がらなかったりするわけです。


 

 

10年以内にはシンギュラリティ(技術的特異点)に到達すると言われているわ。
もうそうなったら賃金労働は終わりよ。
人類より賢くて24時間働ける頑丈な奴らに人類は絶対に勝てないわ。
AIがどんどんロボットを生み出して勝手に価値を生産しつづける。
SFの世界を想像してみて。
どんな職業だとしても絶対に逃れられないの。


 

 

教授みたいな研究者や特殊な技能を持つ技術者、創造性のあるアーティストなんかは最後まで残るかも知れませんね。
しかしそれも時間の問題でしょう。


 

 

私のような優秀な頭脳を持たない愚民は真っ先に淘汰されるわね。
このまま『働かなければ賃金を得られない世界』を続けるのならば、凡人は
穴を掘って埋めるクソ仕事で時間を浪費して
わずかな賃金で飯を食うしかなくなるわ。


 

 

ああ、技術の発展により我々人類の尊い労働は否定されてしまうわけですね……
穴を掘って埋める仕事に一体何の価値があるというのでしょうか?


 

 

だ・か・ら!
ベーシックインカムは不可避なの!!


 

 

とはいえ、これはこのまま資本主義、
『お金に依存するシステム』
を続ける前提の話でしょうね。

 

お金が本質ではない、ということに皆が気付けば
人類がやる必要の無い仕事、効率化を求める部分、
だけが自然と機械化、AI化していくと思われます。

 

ロボットに仕事をとられる、という恐怖ではなく、ロボットに労働を任せて個人個人が実りある人生を送れる未来に希望を。


参考リンク

更新履歴

2020年8月9日 公開