税金は何故盗られるのか(仮)

 

金利の真実』でちょっと触れたけど、税金が取られるロジックについて説明するわよ。


 

 

 

はい、こういうことね。
順を追って確認していきましょうか。


 

 

 

まず皆さんが銀行の口座に預金としてお金を預けます。
お金は預けた瞬間にデータ上の数字となります。
オンラインゲーム上の仮想通貨に換金するようなモノですね。


 

 

 

そして政府は支出のためにお金を集めるわ。
足りない分は借金として国債発行ね。

 

はい、ココで出てくるのが『信用創造』。
銀行は皆が預けた預金の(準備預金を除いた)100倍まで貸してオッケーよ。


 

 

 

意味がわからない?
そういう『ルール』よ。


 

 

 

政府は集めたお金を皆さんに公的サービスとしてリターンします。
これは公務員のお給料や社会保障費、公共事業費などに使われるのですね。


 

 

 

そして政府は集めたお金の半分近くを国債利払い費用と利権や補助金として支出するの。
利権、補助金、公的サービスは政府のさじ加減ね。
天下りや利権などのキックバック目当てでガンガン使ってたらいくらあっても足りないわ。
その分公的サービスを縮小するしか無いわね。
金利は減らないけど。


 

 

 

これがいわゆる『特別会計の闇』ってやつね。国民には絶対に言わないの。
天下り先とか利権に使えなくなっちゃうからね。
「クニノシャッキンガー」とかいうレトリックを使ってるのはこういう理屈ね。詐欺よ。


 

 

 

そして巨大資本と民間銀行を通して投資家に利払いが配当金として支払われます。

 

これが、金利を取ることの弊害です。
返せない金利はどんどん膨れあがり、国民の取られる税金の種類も税率も上がり続けます。
そして国債という借金の発行額も増えていきます。

 

経済成長を強制的に促す為の『資本主義』というシステムが、『経済成長が止まることによって』オーバーフローしてしまったのです。

 

エラーによって変質してしまったこれは、
延々と命と時間が吸い上げられ続けられるシステム。

 

経済成長が止まり、これが完成してしまえば、後は命を吸い上げ続けて肥大化するだけです。

 

――滅びるまで。


 

 

 

 

たまに国債発行は民間の資産とか、徴税はゴミ箱に捨てているだけとか言っているやついるけど、
なら、こうなるはずないでしょ。


 

 

 

そんなに資本家のブタ共に餌をやって肥えさせ続けたいの?
血糖値上がって糖尿病になっちゃうわよ?

 

いくら借金をして支出を増やそうが、根幹のシステムから変えなきゃ資本主義の継続すら無理よ、無理。
穴が開いた状態で水だけ注ぎ続けてもしょうがないでしょ。
しかもその穴どんどん広がっていくのに。

 

延々と経済成長し続けるつもり?
無駄な物を作って、売って、捨てて?
もうすでに皆ゴミを買わされてない?

 

そのための人も労働も時間も金も全部THE無・駄よ。
そんなもん続けられるわけないでしょ。馬鹿なの?


 

 

もういい加減にしましょう。
皆で資本主義、やめませんか?


 

※画像素材はこちらからお借りしています。(感謝)

更新履歴

2020年4月22日 仮公開